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PETボトルリサイクル推奨マーク

[1]概要(2013年3月現在)

環境ラベル等の特色

使用済みPETボトルのリサイクル品を使用した商品につけられるマークです。PETボトルメーカーや原料樹脂メーカーの業界団体であるPETボトル協議会が運営する制度です。

情報の提供手法
  • マーク等表示
  • 環境負荷データ表示/提供
環境影響の考慮の範囲
  • 様々な環境影響を全体的に考慮した環境ラベル等
  • その他の環境ラベル等
PETボトルリサイクル推奨マーク ラベル画像

[2]詳細

運営主体名およびその概要
PETボトル協議会
PETボトルメーカーやPETボトルの原料樹脂メーカーなどから構成される事業者団体で、PETボトルのリサイクルを促進するための活動を行っている。
運営開始年
1995年
対象物品等
  • 衣料関連(ハンガー等含む)、布小物・バッグ・ぬいぐるみ:25商品
  • 台所用品・清掃用品:26商品
  • 家庭用品・園芸用品:8商品
  • 寝具・インテリア:104商品
  • 文房具・事務用品:43商品
  • 収集容器・包装容器 他:30商品
  • 産業土木・建築資材:34商品
  • 梱包バンド:3商品
  • スポーツ用品:19商品
  • 屋外掲示物:3商品
  • その他:0商品
着目する環境影響

ポリエステル製品の原料として「リサイクルされた使用済みPETボトル回収品」を使用することにより、資源、エネルギー消費量の削減に着目している。

表 着目する環境影響

環境負荷項目 ライフステージ
A 資源採取 B 製造 C 流通 D 使用・消費 E 廃棄 F リユース・リサイクル
1 資源の消費
2 エネルギーの消費
3 大気・水・土壌への汚染物質の排出
4 廃棄物の排出
5 有害物質の利用
6 生態系の破壊
7 その他の環境負荷
マークを使用するための基準
  1. 基準概要

    回収された使用済みPETボトルで日本国内で再商品化されたフレーク、ペレットまたはパウダーが25%以上原料として使用されており、商品の主要構成部材として利用されているもの。

  2. 基準策定手続き

    認定委員会において基準を検討し、理事会の承認を得て策定。

  3. 基準の目安

    回収された使用済みPETボトルを原料として主要構成部材の25%以上使用。

マークを使用するための手続
  1. 申請書を協議会ホームページよりダウンロード(またはFAX、電話等で協議会に送付を依頼)する。
  2. 必要な証明書を入手し、必要事項を記入した申請書に添えて協議会に送付する。
  3. 協議会の認定委員会で商品の妥当性、メーカーの適合性、環境への影響についての審査を受ける。
  4. 登録のための所定手続きを行うことにより、対象商品本体、包装容器等へのマーク使用が認められる。
  5. 事務局は、マーク使用者に対しマークの使用状況、マーク商品の製造・販売状況等について報告を求め、または必要な調査を行うことがある。
製品情報確認方法
  • 供給者の書類で確認
  • 検査機関等の検査結果の添付により確認
  • 運営主体から検査機関等に検査依頼
  • 事業所への立入調査
  • 特になし
  • その他

*具体的な製品情報確認方法
ペレットメーカー、フレークメーカー、およびフレークを購入して紡糸・成形・加工等を行うメーカー等からの証明書により、PETボトル再生フレーク、ペレットのルートを確認している。また、品質等に関するJIS規格、業界団体による規格等がある製品については、それらに関する書類や検査結果等を併せて確認している。

適正表示の取組
  • 実施要領等における適正表示の規定
  • 適正表示のための規定(罰則規定等)を含むマーク等使用契約
  • 適正表示のための規定(罰則規定等)を含む同意書等での確認
  • マーク使用者からの使用状況報告
  • 市場サンプリング検査
  • 事業所への立入調査
  • 消費者等からの通報受付体制の整備
  • 特になし
  • その他
関連情報の掲載ホームページアドレス(最新情報はこちらで入手してください)

マークの概要(PETボトル協議会) 実施要領、基準(PETボトル協議会) 認定商品検索(PETボトル協議会)

問い合わせ先

団体名PETボトル協議会
部署名事務局
担当者名佐々木 隆
住所〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬7-16 ニッケイビル2階
電話03-3662-7591
FAX03-5623-2885
電子メールpet@petbottle-rec.gr.jp
URLhttps://www.petbottle-rec.gr.jp/