60年度においては、「瀬戸内海環境保全特別措置法」及び「瀬戸内海環境保全基本計画」に基づく諸施策を引き続き講ずることにより、環境保全対策を推進する。
また、これらの施策の充実を図るため、環境保全普及活動の推進、瀬戸内海環境情報基本調査、瀬戸内海指定物質次期対策調査、赤潮対策調査及び瀬戸内海沿岸域の環境変化と藻類に関する調査研究等を実施する。
さらに、今後の瀬戸内海の富栄養化防止に関する基本的考え方については、環境庁長官の諮問をうけた瀬戸内海環境保全審議会富栄養化防止部会において引き続き検討を行うとともに、その結論を踏まえて次期の栄養塩類削減について所要の措置を講ずる。