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第4節 

5 緑化推進運動

 政府は、58年3月、緑化推進連絡会議を設け、国土の緑化に関し、総合的に諸施策を推進することとしたところであり、同年4月には緑化推進運動の実施方針を定め、これに基づき国において「小鳥がさえずる森」、「ふれあいの森林(もり)」、「まちの森づくり」等各種の森づくり事業等を推進するほか、地方公共団体特に市町村を主体として広く地域住民、民間団体等の参加、協力を得て全国的に幅広い緑化運動を展開している。本運動は、広く国民の理解と協力を得て大きな成果をあげており、58年9月の国土庁の調査によれば緑化推進事業を実施している地方公共団体は、回答のあった団体の74.2%に当たる2,147団体、事業件数は12,423件となっている。

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