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第2章 地域別に見た環境

 全国的に見た環境の現状は、第1章において見たとおりであるが、具体的には環境の現状は地域により様々である。ここでは、まず公害の著しい公害防止計画地域を中心として、環境汚染の推移と現状を概観することによって、地域別環境の特徴を見ることにしよう。
 また、地域の環境保全施策の実施に当たっては地域の自然的社会的条件を十分考慮した対策の推進を図ることが必要であり、このために都道府県や市町村の役割はきわめて大きいので、地域ごとに、環境保全対策のための体制整備、規制基準や監視・取締り等の実施状況、環境保全施設の整備状況を検討することとしたい。

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