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第2節 

4 自然公園の施設、東海自然歩道の整備

 国立公園及び国定公園の公共的施設は年々整備されてきたが、その利用者は、47年において約5億8千万人となり、自然を求める人々は年々増加しているので(第6-2-3表)、48年度においては、
(1) 自然公園の利用上不可欠な施設である歩道(探勝歩道、登山歩道)、園地及び野営場の整備


(2) 自然に対する正しい理解を助けるための博物展示施設及び自然研究路の整備
(3) 優れた自然状態の保護保全と復元に役立つ園地、木道の整備
 等公園利用施設の基盤となる公共的施設を重点に整備を実施した。
 特に東海自然歩道については、整備計画(4か年)の最終年度として、国立・国定公園の区域外25.9キロメートルの整備を終了し、計画どおり東京・大阪間の計画延長1,376キロメートルが全通した。
 また、47年度から実施している琵琶湖総合開発特別措置法に基づく施設として湖岸の園地等(面積58,000?)の整備を実施した。(第6-2-4表)。

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