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第2節 

5 廃棄物処理

 プラスチック等化学工業製品廃棄物については、焼却時の有毒ガスや悪臭ガスの発生、高温燃焼のため、炉の損傷等の問題が発生している。
 このため引続きプラスチック廃棄物の破砕、切断処理、二次公害を発生しない燃焼処理技術の開発等の研究を進めるとともに、46年度より新たにプラスチックによる公害を抜本的に除くため、易分解性および自然還元性を持つプラスチックの開発を取り上げ研究を行なった。
 また、特別研究促進調整費によりPCB汚染に対処するため、汚染の実態把握、分析方法、汚染機構、毒性等について緊急研究を実施した。

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