前のページ 次のページ

第2節 

4 土壌・農薬汚染

 土壌汚染防止法成立に伴い、農用地土壌汚染対策地域の指定、農用地土壌汚染対策計画の策定等に資するため、土壌汚染防止対策細密調査により汚染のおそれのある農用地43地域約7,500haの汚染実態調査を実施した。
 また、農用地土壌におけるカドミウム等特定有害物質の農作物への影響、汚染土壌の改良対策等に関する基礎研究に着手した。
 このほか農薬汚染問題の抜本的対策として農林省において農薬によらず天敵、性誘引物質を利用した害虫の総合的防除法に関する研究に着手するとともに引き続き特殊法人理化学研究所において公害を起さない新農薬の創製開発に関する研究を推進した。

前のページ 次のページ