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第2節 

2 鹿島、名古屋南部、尼崎、北九州および大分の地域に対する基本方針の指示

 鹿島、名古屋南部、尼崎、北九州および大分の5地域に対して、公害防止計画策定の指示を行なうために必要な基本方針について検討することとしている。
 これらの地域は、公害の著しい既成工業地域として尼崎および北九州、人口および産業の集中等により公害が著しくなるおそれのある地域として大分および鹿島ならびにこれらの双方の要素を持つ地域として名古屋南部が取り上げられたのであるが、総合的、計画的な防止施策の確立が急務とされていたところである。
 現在、これらの地域における大気汚染や水質汚濁その他の公害防止の目標の設定およびその目標達成のための方途等、幾つかの基本的な問題について関係県の協力のもとに検討を進めている。

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