前のページ 次のページ

第2節 

6 労働省

 労働省の労働衛生研究所においては、前年度に引き続き悪臭とくに硫化水素ガスの処理技術、全身振動の心理学的評価に関する研究および重油燃焼により発生する汚染物質の生体に及ぼす影響の研究を行なうとともにガスの気相反応に関する研究から亜硫酸ガスを粒子化して定量する新しい方法を考案した。また、大気中硫酸ミストの定量方法および発がん性芳香族炭化水素の定量方法を研究した。

前のページ 次のページ