環境省環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書平成26年版 環境・循環型社会・生物多様性白書語句説明>[よ]

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要監視項目

平成5年3月に人の健康の保護に関する環境基準項目の追加等が行われた際に、人の健康の保護に関連する物質ではあるが公共用水域等における検出状況等から見て、現時点では直ちに環境基準健康項目とせず、引き続き知見の集積に努めるべきと判断されるクロロホルム等の25物質について「要監視項目」と位置付け、継続して公共用水域等の水質の推移を把握することとした。その後、平成11年2月の見直しにより3項目を環境基準健康項目に移行し、平成16年3月には、新たに5項目を追加し、平成21年11月には、公共用水域については1項目、地下水については3項目を環境基準健康項目に移行して、現在では、公共用水域26項目、地下水24項目を設定している。

容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律

平成7年法律第112号。一般廃棄物の減量及び再生資源の利用を図るため、家庭ごみの大きな割合を占める容器包装廃棄物について、消費者は分別して排出する、市町村は分別収集する、容器を製造する又は販売する商品に容器包装を用いる事業者は再商品化を実施するという新たな役割分担を定めたもの。

容器包装リサイクル法

容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」参照。

四日市ぜんそく

三重県四日市市の地域で発生した大気汚染による健康影響事件。四大公害病の一つ。昭和30年代中ごろに三重県四日市市の石油化学コンビナートの本格稼動に伴い、大気汚染物質(主として硫黄酸化物)の排出により、近隣住民にせきが出る、たんが出る、さらにはぜんそく等の閉塞性肺疾患の症状を訴える人が多発した。症状の辛さなどから自殺する人も出る深刻な事態となった。

ヨハネスブルグ・サミット

1992年(平成4年)に開催された国連環境開発会議(「地球サミット」)から10年目に当たる2002年(平成14年)8~9月に、地球サミットで採択された「アジェンダ21」などの見直しや新たに生じた課題等について議論するため、南アフリカ共和国のヨハネスブルグにおいて開催されたもの。持続可能な開発のための決意を新たにする「ヨハネスブルグ宣言」と各国・機関に対し21世紀最初の包括的な行動指針を示す「実施計画」が合意された。

四大公害病

水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくを指す。