環境省環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書平成26年版 環境・循環型社会・生物多様性白書語句説明>[に]

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二国間渡り鳥条約・協定

「日米渡り鳥等保護条約」、1972年(昭和47年)に採択、1974年(昭和49年)に発効。「日豪渡り鳥等保護協定」、1974年(昭和49年)に採択、1981年(昭和56年)に発効。「日中渡り鳥保護協定」、1981年(昭和56年)に採択、1981年(昭和56年)に発効。「日ソ渡り鳥等保護条約」(日本とロシア連邦との間で承継)、1973年(昭和48年)に署名、1988年(昭和63年)に発効。これらは、渡り鳥の捕獲等の規制、絶滅のおそれのある鳥類の保護(日中を除く)及びそれらの鳥類の生息環境の保護等を目的としている。条約等に基づく会議は、それぞれおおむね2年ごとに日本、相手国交互に開催されているほか、韓国との間でも渡り鳥保護協力会合の開催等を行っている。

二酸化硫黄

硫黄分を含む石油や石炭の燃焼により生じ、かつて四日市ぜんそくなどの公害病や酸性雨の原因となった。

二酸化炭素回収・貯留(CCS)

Carbon dioxide Capture and Storage。化石燃料等の燃焼で発生するCO2を分離・回収し、地質が持つ炭素貯留能力等を活用し、大気からCO2を隔離する技術。

二次的自然

人々が古くから持続的に利用や管理してきた農地や二次林など、人間活動の影響を受けて形成・維持されている自然のこと。

日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)

北東アジアの中核である日本・中国・韓国の3か国の環境大臣が一堂に会し、地域及び地球規模の環境問題に関する対話や協力関係を強化するため、1999年(平成11年)より毎年開催。

日本版バイオセーフティクリアリングハウス

カルタヘナ議定書事務局が運営しているバイオセーフティに関する情報交換センター(BCH)と連携して環境省が運営しているホームページ。

人間開発指数(HDI)

Human Development Index。その国の人々の生活の質や発展度合いを示す指標。パキスタンの経済学者マブーブル・ハックによって平成2年(1990年)につくられた。平成5年(1993年)以降、国連年次報告の中で各国の指数が公表されている。