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第4節 

3 廃棄物処理法の改正

 平成15年の第156回国会では、不法投棄の未然防止のための規制の厳格化とリサイクル促進のための制度の合理化を内容とする廃棄物処理法の一部改正法が成立し、15年12月から施行されています。しかしながら、同法の成立後もRDF施設などにおける事故や硫酸ピッチの不法投棄が全国的に問題になるなど、廃棄物を巡る課題が依然として発生しています。それらの課題に対応するため、中央環境審議会での議論を踏まえ、国の役割の強化による不適正処理事案の解決、廃棄物処理施設を巡る問題の解決、硫酸ピッチ等の不適正処理の罰則や不法投棄等の罪を犯す目的で廃棄物の収集又は運搬をした者の罰則の創設等を内容とする「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案」を第159回国会に提出しました。

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