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第1節 

2 ごみとして廃棄されるプラスチック製容器

 くらしから、多くのごみが排出されています。平成13年度のごみの総排出量は5,210万トン、国民1人当たりで1日に約1.1kgでした。このうち、生活系ごみが約67%、事業系ごみが約33%で、生活系ごみのうち、容器包装が容積比の約61%、湿重量比の約24%を占めています(図序-1-10)。
 近年、プラスチック製容器の生産量が増えました(図序-1-11)。プラスチック製容器は、軽くて持ち運びやすい、強くて丈夫、加工しやすいなどの特長があります。その一方で、プラスチック製容器は容積比でみると生活系ごみの約4割を占めており、便利な生活をもたらすプラスチック製容器が廃棄された場合には、廃棄物として環境へ負荷を与えることとなります。




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