2 工業用水の汚濁
工業用水は、その淡水補給水量のうち、約70%を地表水、伏流水といった河川水(うち約半分は工業用水道)に依存しており、原料用、製品処理用、洗浄用等様々の用途に使用されるため、河川水の水質汚濁により影響を受ける場合がある。 また、工業用水道事業では、一般的に薬品沈殿による水質処理を行っているが、河川水の汚濁物質除去により発生する処理汚泥の処理が問題となる場合がある。