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第1節 

5 非メタン炭化水素

 昭和51年8月中央公害対策審議会より「光化学オキシダントの生成防止のための大気中の炭化水素濃度の指針について」が答申され、この中で、炭化水素の測定については非メタン炭化水素を測定することとし、光化学オキシダントの環境基準である1時間値の0.06ppmに対応する非メタン炭化水素の濃度は、午前6〜9時の3時間平均値が0.20〜0.31ppmCの範囲にあるとされている。(ppmCとは炭素原子数を基準として表わしたppm値)
(1) 一般環境大気測定局
 平成4年度における非メタン炭化水素の測定デ―タは、244市町村、348測定局で得られている。昭和53年度から継続して測定を行っている6測定局の6〜9時における年平均値の単純平均値の経年変化は第2-1-5表のとおりである。


(2) 自動車排出ガス測定局
 平成4年度における非メタン炭化水素の測定デ―タは、113市町村、174測定局で得られている。
 昭和52年度から継続して測定を行っている9測定局の午前6〜9時における年平均値の単純平均値の経年変化は、第2-1-5表のとおりである。

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