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椎葉山(焼き畑)

椎葉山 位置図
椎葉山(焼き畑)
No. 45-7
名称 椎葉山(焼き畑)
ふりがな しいばやま(やきはた)
所在地 宮崎県東臼杵郡椎葉村
選定基準1 -(非該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 (選定条件は満たさないが保全の必要性が高い里地里山:焼き畑の継続により独特の里山生態系(生物多様性)が維持・保全されている地域)
平地の少ない険しい山間地において、日本で唯一、今なお焼畑農法が続けられている地域である。
焼畑農業では、一時的な耕作地と周囲の森林が一体的に取り扱われており、何千年もの営みを通じたモザイク林相の形成により、地域固有の生物多様性が育まれている。
保全活用状況(取組状況)
  • 焼き畑は、日本国内に唯一残る伝統的農業法であり、その農法を守る農家は現在は1軒だけになっている。
  • 地域の子供たちの体験学習として活用されている。
  • 周辺の森の動植物についても豊かな知識を有する焼き畑の継承者により、多くの山里の植物誌がまとめられている。
活動主体  
その他参考情報
  • 平成27年時点、「世界農業遺産」では、国内代表として選ばれており、今後の農業と観光の発展に大いに期待される所である。
  • 「粒々飯々共同作業体験場」を近くに設置しており、伝統郷土料理やこんにゃく作りなど各種体験が出来る。焼き畑でそばを作って収穫する地元行事も恒例となっている。
  • 九州中央山地国定公園
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。