本文先頭へ

環境省＞自然環境・生物多様性＞里地里山の保全・活用＞選定地一覧＞選定地分布_中国＞選定地分布_広島県＞西条・造賀

西条・造賀

西条・造賀位置図

西条・造賀
No.	34-7
名称	西条・造賀
ふりがな	さいじょう・ぞうか
所在地	広島県東広島市
選定基準１	○（該当）
選定基準２	○（該当）
選定基準３	-（非該当）
選定理由	県のほぼ中央部、周囲を標高400～700m程度の山々に囲まれた賀茂台地上に位置し、我が国有数の「酒どころ」として知られている。里山の恵みに支えられ、地域固有の生業（酒造業等）や生活が培われてきた地域であり、酒造りを支える水源の森がある龍王山のアカマツ林、その周囲に広がる水田やため池などを中心とするモザイク状の土地利用が維持されている。龍王山には、ヤマザクラやウワミズザクラ、ウリカエデなど里地里山に特徴的な植物が多数生育している。また、賀茂台地は、草原性および湿地性の植物や昆虫類が豊かであり、多種類のトンボの生息地として重要である。
保全活用状況（取組状況）	「西条・山と水の環境機構」による山と水のグラウンドワーク活動が行われている。（間伐や草刈り等による森林管理や、水辺の美化に関する水資源保全作業）地元酒造協会の基金を運用し、市民や大学の連携で里山保全活動が行われている。
活動主体	西条・山と水の環境機構
その他参考情報	山林の除間伐材が水質浄化や酒米生産に利用され、地域循環型の新しい里地里山づくりが形になりつつある。日本の重要湿地500（賀茂台地）
保全活用施策（実施状況等）	ひろしまの森づくり事業（広島県）：山のグランドワーク（除伐、下刈り等）を実施

位置図について

各地域の地図（位置情報）について、地図上の点線（赤枠）はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア（赤枠）を省略している場合があります。