本文先頭へ


黒谷の棚田(北淡路の棚田・ため池群)

黒谷の棚田 位置図
黒谷の棚田(北淡路の棚田・ため池群)
No. 28-20
名称 黒谷の棚田(北淡路の棚田・ため池群)
ふりがな くろだにのたなだ(きたあわじのたなだ・ためいけぐん)
所在地 兵庫県淡路市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 棚田やため池が現在も多く残されている淡路島北部の丘陵地が対象である。
水田、湿田、畦畔草原、ため池、山林などモザイク状の土地利用形態が維持されており、多様な動植物の生息空間が形成されている。特に、ため池やヨケ(水田脇の水路状の水溜)、放棄されたじゅる田(湿田)では、カスミサンショウウオ、ニホンアカガエル、サンショウモ、ミズオオバコ、サイコクヌカボ、スズサイコなど、絶滅危惧種を含む多く水生・湿生生物が確認されている。半自然草原が成立している棚田の畦畔には、スズサイコなど希少な草原性植物が見られるほか、林地では、豊かな里地里山の生態系のシンボルであるオオタカの生息が確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 農林業等の生産活動、動植物・景観保全、環境教育、身近な自然とのふれあいの場などとして保全活用されている。
活動主体 NPO法人アルファグリーンネット
その他参考情報
  • モニタリングサイト1000里地調査(コアサイト)として、長期間(100年)のモニタリング調査を実施中である。
  • 瀬戸内海国立公園(一部)
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。