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糠塚山・あびき湿原

糠塚山・あびき湿原 位置図
糠塚山・あびき湿原
No. 28-17
名称 糠塚山・あびき湿原
ふりがな ぬかつかやま・あびきしつげん
所在地 兵庫県加西市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 加西市最南端に位置する「糠塚山」、県下有数の湧水湿原「あびき湿原」が対象である。
地域住民を中心に組織された保全団体による保護活動が活発であるほか、加西市の野生生物保護地区にも指定されており、今も残る貴重な生態系を着実に将来に伝える取組みが行われている。
あびき湿原には、絶滅危惧種を含む数多くの湿原特有の昆虫類、植物類が生息している。
糠塚山には、里山では希少となったチョウ類の生息が確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • あびき湿原の周辺住民が中心となって組織された「あびき湿原保存会」による、冬場の保全活動、春夏のボランティアガイドが行われている。
  • あびき湿原、糠塚山が位置する小学校区である九会地区15自治会で組織された「ふるさと創造会議~九会に息吹を創る会~」による、加西市内外の方を対象とした観察会が毎年行われている。
  • 木道設置、看板設置、周辺雑木林の間伐、湿原内の湿潤化、観察会、ボランティアガイド等が行われている。
活動主体 あびき湿原保存会、ふるさと創造会議~九会の息吹を創る会~
その他参考情報
  • 加西市民の美しい環境をまもる条例に基づく「網引湿原野生生物保護地区」及び「糠塚山野生生物保護地区」に指定されている。
  • 兵庫県立自然公園条例に基づく「播磨中部丘陵県立自然公園」に指定されている。
  • 日本の重要湿地500
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。