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能郷白山・伊吹山地の里山

能郷白山・伊吹山地の里山 位置図
能郷白山・伊吹山地の里山
No. 18-6、21-5、25-4
名称 能郷白山・伊吹山地の里山
ふりがな のうごうはくさん・いぶきさんちのさとやま
所在地 福井県大野市、今立郡池田町、南条郡南越前町
岐阜県関市、本巣市、揖斐郡揖斐川町
滋賀県米原市、長浜市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 岐阜県と滋賀県、福井県の県境を北東に辿る伊吹山から能郷白山までの地域で、落葉広葉樹のブナ林帯、植林のスギ、ヒノキ林が混在している。
林業活動や採草の場として活用されてきた伊吹山を有する伊吹山地と能郷白山地域一帯には、イヌワシ、クマタカの生息が確認されている。その採食環境は人間活動との関わりによって維持されてきたものであり、餌となる鳥類、哺乳類も多数生息している。また、伊吹山麓の海抜600~900mには薪炭林として利用されてきた林も多く、山頂には石灰岩、豪雪地特有の種組成の山地草原が広がり、コイブキアザミやルリトラノオなどの固有種を含む草本の多様性が高い地域である。
保全活用状況(取組状況)
  • 「エコミュージアム関ヶ原」による自然観察会を開催している。
  • 伊吹山では、滋賀北部森林組合による造林、伐採、間伐等、環境保全をふまえた総合的な森林整備が進められている。
活動主体 エコミュージアム関ヶ原(岐阜県)、滋賀北部森林組合
その他参考情報
  • 重要野鳥生息地(IBA)、越美山地緑の回廊、重要文化的景観「東草野の山村景観」
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。