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竜の森林

竜の森林 位置図
竜の森林
No. 24-4
名称 竜の森林
ふりがな りゅうのもり
所在地 三重県いなべ市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 市の西南端、鈴鹿山脈の中部に位置する竜ヶ岳の東山麓に広がる森林であり、竜ヶ岳山頂にはササやススキの草原が広がっている。
山頂の草原、薪炭林として利用されてきた二次林が残された地域であり、明るい林床が保たれた里山林では、希少種であるエビネの生育も確認されているほか、シジュウカラやキビタキ、チゴユリなど里地里山に特徴的な種が生息・生育している。また、豊かな里地里山生態系のシンボルであるオオタカも確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 「竜の森林保全の会」により、里山林保全や森林資源利用、自然観察会等が行われている。
活動主体 竜の森林保全の会
その他参考情報
  • 早春に咲くマンサクやタムシバなどが美しい。アカヤシオ、シロヤシオ、ベニドウダン、ヤマツツジ等ツツジ科の花が多く見事で、特に、竜ヶ岳山頂周辺のササ原に咲くシロヤシオは、草原の羊の群に例えられ、「竜の羊」と呼ばれている。
  • 鈴鹿国定公園
保全活用施策(実施状況等) 森林・山村多面的機能発揮対策交付金の活用

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。