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片野鴨池周辺

片野鴨池周辺 位置図
片野鴨池周辺
No. 17-6
名称 片野鴨池周辺
ふりがな かたのかもいけしゅうへん
所在地 石川県加賀市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 市中心部の北西の海岸近くに位置する湿地であり、淡水湖と、江戸時代以降、春から夏にかけて稲作が行われてきた水田からなる。周辺には農地、ミズナラ等の広葉樹林等が広がるモザイク状の土地利用が維持されており、水田耕作や「坂網猟」など人との関わりを保ちながら、湿地環境が維持されてきた。片野鴨池及び周辺の山林では、約210種の鳥類が確認されており、西日本最大級のガンカモの越冬地となっている。
保全活用状況(取組状況)
  • 湿地の遷移拡大を防ぐため、環境教育を兼ねた稲作体験やボランティアによるハンノキ駆除作業など、人の手による生態系保全活動が積極的に行われている。
    (伝統猟法「坂網猟」/隣接する鴨池観察館事業としての環境教室、自然ふれあい事業/カモたちの餌場確保のための稲作)
活動主体 加賀市鴨池観察館、鴨池観察館友の会、大聖寺捕鴨猟区協同組合、片野鴨池周辺生態系管理協議会等
その他参考情報
  • 坂網猟は藩政期より続く伝統猟法で、生物や自然の保護活動と併せて継承されている。
  • 越前加賀海岸国定公園、ラムサール条約湿地、ため池百選、重要野鳥生息地(IBA)、日本の重要湿地500、国指定片野鴨池鳥獣保護区片野鴨池特別保護地区、加賀海岸自然休養林、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ、東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地ネットワーク
保全活用施策(実施状況等)  

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。