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珠洲市内の里地里山

珠洲市内の里地里山 位置図
珠洲市内の里地里山
No. 17-5
名称 珠洲市内の里地里山
ふりがな すずしないのさとちさとやま
所在地 石川県珠洲市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 能登半島突端に位置し、稲作のために作られた多数のため池、アカマツやコナラを中心とした二次林など里地里山里海に囲まれた地域である。
谷内田で稲作が行われてきた地域であり、地域内のため池群がネットワークのように繋がることで、多数の希少種を含む多様な水生生物群を保持している。また、雁の池を中心にガン・ハクチョウ類の越冬地となっており、豊かな里地里山生態系のシンボルとなる猛禽類の生息も確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 「NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海」が中心となり保全活動を実施している。
活動主体 NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海
その他参考情報
  • 縄文時代から人が自然を利用して生活してきた遺跡が残る場所で、「能登の里山里海」として近隣の市や町とともに世界農業遺産に認定されている。四季折々で変化する自然景観や自然の恵みを楽しめる他、無形文化遺産である「アエノコト」や日本遺産となった「灯り舞う半島 能登 〜熱狂のキリコ祭り〜」など、昔から受け継がれてきた文化も数多く残っている。自然環境だけではなく、里山里海を活用する知恵や文化を継承していくために、大学との連携を深めながら、次世代の人材育成や研究活動の支援を行っている。
  • 能登半島国定公園、日本の重要湿地500、石川県自然環境保全地域(特別地区)、いしかわの自然百景
保全活用施策(実施状況等) 珠洲市生物多様性のための地域連携保全活動計画(珠洲市)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。