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能登島長崎町

能登島長崎町 位置図
能登島長崎町
No. 17-2
名称 能登島長崎町
ふりがな のとじまながさきまち
所在地 石川県七尾市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 能登半島東部、多数の入江が入り込んだ七尾湾に浮かぶ能登島の、東部の海岸に位置する。岩礁海岸、干拓地、谷地田、ため池、丘陵部の二次林など、多様な環境要素をもつ里山に囲まれた集落である。古くから人の営みのあった地域であり、谷内田、ため池、二次林など多様な環境要素によるモザイク状の土地利用形態が維持されており、希少種が約80種確認されている。その他、ノスリやミサゴ、オオタカも確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 里山の保全と再生、地域の振興と交流人口の拡大を目的として長崎地区の住民有志により結成された「能登島自然の里ながさき」が、町内会、生産組合、婦人会などと協力し、平成21年度先駆的里山保全支援事業(石川県)等を活用しながら、ビオトープの整備、休耕地の改善、海辺の環境保全、森林の再生、地域資源の活用等を進めている。
  • ビオトープの整備は20箇所におよび、能登島で自生地を失いかけている希少な植物(ノトジマレンリソウなど)を保全し、地域の生物多様性の保全につとめている。
活動主体 能登島自然の里ながさき
その他参考情報
  • ナショナル・トラスト活動を取り入れた長崎地区の里地里山保全を目指している。
  • 人と里山をつなぐ里道づくりにも取り組んでおり、倒木の処理、間伐作業などをとおして、里山の保全および松茸山の再生が行われている。
  • 能登半島国定公園
保全活用施策(実施状況等) 「能登島ながさき里山保全計画(案)」(能登島自然の里ながさき)、先駆的里山保全支援事業(石川県)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。