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能美の里山

能美の里山 位置図
能美の里山
No. 17-12
名称 能美の里山
ふりがな のみのさとやま
所在地 石川県能美市
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 加賀平野のほぼ中央に位置し、手取川と梯川に挟まれた扇状地、日本海に面した海岸線、白山山系に連なるなだらかな能美丘陵を擁する地域である。
いにしえからの伝統・文化とともに里山の自然が守られてきた地域であり、多くの水資源に恵まれていることから絶滅危惧種の生息が数多く確認されている。また、ムササビやハッチョウトンボ、ギフチョウ、カタクリ、シュンランなど里地里山に特徴的な動植物が生息・生育している。
保全活用状況(取組状況)
  • 能美の里山を「守る・深める・活かす」をキーワードに活動する市民団体「能美の里山ファン倶楽部」による、森づくり活動(間伐、下草刈り、散策路整備等)、きのこの栽培や間伐材を使った炭作りなど里山資源の産業化の研究が行われている。
  • 市は、展覧会と連動してふるさと講座(生物生息調査を受けての講演会)や自然観察会を開催し能美の里山を舞台にした環境教育を推進している。
活動主体 能美の里山ファン倶楽部
その他参考情報
  • 能美市立博物館では企画展「知っとるけ!能美の自然 ~守り伝えたいふるさとの自然~」を開催し、地域住民に向け楽しく能美の里山の自然環境を学べる機会を創出。
保全活用施策(実施状況等) 能美市里山地域振興事業補助金(里山の保全等の活動を行う団体に対し、補助金を交付)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。