佐渡の里地里山

No. | 15-13 |
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名称 | 佐渡の里地里山 |
ふりがな | さどのさとちさとやま |
所在地 | 新潟県佐渡市 |
選定基準1 | ○(該当) |
選定基準2 | ○(該当) |
選定基準3 | ○(該当) |
選定理由 | 新潟県沖の離島、佐渡島内に点在する里地里山が対象である。 江戸時代の金山開発に伴い開拓された棚田等の環境が残る佐渡島は国内最後のトキの生息地となった。また、豊かな里地里山生態系のシンボルであるオオタカの生息も確認されているほか、和名に「サド」とつく特有の動物も多い。現在、トキの野生復帰は順調に推移し、農薬や化学肥料をできるかぎり減らしたり、江やふゆみずたんぼ等の生きものを育む農法の普及により、水田のビオトープ化やトキの生息環境の整備などの取組への理解が島内全域に広まり、かつての里地里山生態系を取り戻しつつある。2011年には、先人から引き継がれている棚田、里山及び農村文化などを含む農業が評価され、「世界農業遺産(GIAHS)」に認定されている。 |
保全活用状況(取組状況) |
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活動主体 | トキの野生復帰連絡協議会、人・トキの共生の島づくり協議会 |
その他参考情報 |
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保全活用施策(実施状況等) | 「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度(佐渡市) |
位置図について
各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。
希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。