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桜宮自然公園

桜宮自然公園 位置図
桜宮自然公園
No. 12-18
名称 桜宮自然公園
ふりがな さくらみやしぜんこうえん
所在地 千葉県香取郡多古町
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 ○(該当)
選定理由 荒廃した谷津田が産廃残土埋立候補地となったことをきっかけに、水田の地権者が協議し、里山公園として再生・整備された地域である。
県・町・研究者等も積極的に連携、支援し、整備後は地権者等による定期管理及び研修受入れ等で良好な里地里山の生態系が保たれていることから、カワセミ、メダカ、ヤマユリなど里地里山に特徴的な動植物もみられる。また、豊かな里地里山生態系のシンボルであるサシバの生息も確認されている。
保全活用状況(取組状況)
  • 地権者とボランティアグループ(桜宮自然公園をつくる会)の協定により、公園内の田を借りて稲作体験を行う(都会の方々、地元小学生等)。特に地元小学生については田植えから草刈り、稲刈りまでを一貫して行い、収穫された米については小学生が自分たちでおにぎりを作り、関係者を招いてのおにぎりパーティーを開催、稲作体験を通して学んだことを発表する場を設けている。また、稲作体験で出た稲わらを活用し、しめ縄づくりなども行われている(年齢・性別問わず)。
  • 地元小学生の授業における自然観察の場としての提供し、ザリガニ釣りや散策による自生植物探しといった環境教育が行われる。視察の受け入れ等も行っている。
  • ボランティアによる草刈りなどの環境整備は最低月1回行っており、必要に応じて適宜追加で作業を行う。
活動主体 桜宮自然公園をつくる会
その他参考情報
  • ボランティアの方々はちば里山センター主催の学習会・交流会などにも参加し、知識を深めたり、他の活動団体との交流も行っている。また、ボランティアにより散歩コースも整備されている。
保全活用施策(実施状況等) 多古町里山景観形成事業、森林・山村多面的機能発揮対策交付金の活用

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。