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沙流川流域

沙流川流域 位置図
沙流川流域
No. 1-6
名称 沙流川流域
ふりがな さるがわりゅういき
所在地 北海道沙流郡平取町
選定基準1 ○(該当)
選定基準2 ○(該当)
選定基準3 -(非該当)
選定理由 自然とのかかわりの中で育まれてきたアイヌ文化と、開拓期以降の農林業に伴う土地利用による重層的な景観を有する地域である。
沙流川流域では、アイヌ文化の伝承・振興を図ることでイオル(狩猟採取の場)の森や水辺空間の維持・再生などにつながっており、農耕の道具などとしてアイヌ民族が大切にしてきたカワシンジュガイの生息も多数確認されている。
(北海道における選定の観点:自然の営みに人の営みが加わって維持されてきた地域、アイヌ文化の継承)
保全活用状況(取組状況)
  • 農林業等の生業・くらしの場として保全活用されている。
  • 文化庁より選定を受けた重要文化的景観として保全している。
  • アイヌ文化伝承の森再生計画を推進している。(北海道森林管理局長、平取町長、平取アイヌ協会長による三者協定)
活動主体 平取町地域活性化協議会(町・アイヌ協会、農協、商工会、建設協会、森林組合)
二風谷民芸組合、公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構
その他参考情報
  • 町では、二風谷地区を中心として、アイヌの伝統的生活空間「イオル(狩猟採取の場)の再生」に取り組んでおり、壮大なイオルの森と自然素材の継続的な確保を目指している。
  • 重要文化的景観「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」、国指定名勝
保全活用施策(実施状況等) 平取地域『イオル再生事業』(公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構)

位置図について

各地域の地図(位置情報)について、地図上の点線(赤枠)はおおよその位置・範囲を示したものです。

希少種の保全等に留意し、エリア(赤枠)を省略している場合があります。