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江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったこの地に、新宿御苑が誕生したのは明治39年のことです。皇室の庭園として造られましたが、戦後、国民公園となり、多くの方に親しまれてきました。
広さ58.3ha、周囲3.5Kmの庭園には、プラタナス並木が美しいフランス式整形庭園や広大な芝生とユリノキが高くそびえ、明るくのびやかな景観を呈しているイギリス風景式庭園、昔ながらの日本庭園を巧みに組み合わせており、近代西洋庭園ともいわれています。また、数少ないわが国の風景式庭園の名作とされています。
都会のオアシスであり、四季折々の風景を楽しむことができる新宿御苑にぜひお立ち寄りください。
| 住所 | 〒160-0014 東京都新宿区内藤町11 |
|---|---|
| TEL | 03-3350-0151 |
| 開園時間 | 9:00～16:00（16:30閉園） |
| 休館情報 | 月曜日（月曜日が祝祭日の場合は翌日）、年末年始（12/29～1/3） ※3/25～4/24と11/1～15については、月曜日も休まず開園致します。 |
| 入館料 | 大人（15歳以上）200円 小・中学生50円 幼児無料 30人以上団体割引あり（大人（15歳以上）150円 小・中学生25円） |
| 和名 | サクラ |
|---|---|
| 分類 | バラ科 |
| 学名 | Cerasus sp. |
| 分類、学名の出典文献 | 高等植物分類表（北隆館、2009） |
| 漢字表記 | 桜 |
| カテゴリー | 植物 |
| 出会える時期 | 3月下旬～4月下旬（開花期） |
| 出会える場所 | 新宿御苑内各所 |
| 解説 | 桜は、日本書紀や万葉集にもその名があるように、古くから日本人に愛され、日本を象徴とする花となっています。 春の新宿御苑では、約65種1300本の桜が次々と競うように開花します。なかでもイチヨウやフゲンゾウ、カンザンなど様々な品種の里桜は見ごたえがあります。 |
※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。
| 和名 | バラ |
|---|---|
| カテゴリー | 植物 |
| 出会える時期 | 5月中旬～7月下旬、10月中旬～12月中旬 |
| 解説 | 園内の東側に位置するフランス式整形庭園では、中央にばら花壇、両側にプラタナスの並木を配し、左右対称に美しくデザインしています。 約100種500株の色とりどりのバラが、春と秋にみごろをむかえます。 |
| 和名 | スイセン（ペーパーホワイト、ニホンズイセン） |
|---|---|
| カテゴリー | 植物 |
| 出会える時期 | 12月上旬～2月上旬 |
| 解説 | 樹木が落葉し冬支度を整える頃、冬の代表花であるスイセンがみごろを迎えます。 純白のスイセンペーパーホワイトに続き、花の中央が黄色いニホンズイセンが開花します。 |
| 和名 | トンボ |
|---|---|
| カテゴリー | 動物（昆虫類） |
| 出会える時期 | 夏～秋頃 |
| 解説 | 園内には、何カ所かの水辺があります。 母と子の森の池や上の池などの水辺では、飛び交う数種類のトンボを観察することができます。 |
※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。
