環境省自然環境・生物多様性南極地域の環境保護南極地域観測隊同行日記

しらせでの生活(船上体育編)

2012年12月2日(日)

 船の中で生活をしていると全く日光に当たらないまま一日が過ぎてしまいます。また、船内は狭く、体を伸ばしたり、走ったりができません。そんな状況を解消することができるのが船上体育です。

 本日、しらせ乗艦後、初めての船上体育が行われました。艦上に行くとすでに何名かが船上に集まって体を動かしています。ボールを使って体を動かす人、艦上をひたすら走る人、筋トレを組み合わせる人…各自好みの方法で体を動かし続けます。

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 青い空の下、見渡す限りの青い海の中、私も艦上を走ってきました。風は穏やか、快晴、気温も寒すぎない程度。とても快適に体を動かせるかと思ったのですが、なかなか難しい、というか慣れないと怖い。

 走る向きによって風をうける方向が変わり、船は若干ながらも揺れて、バランスをとるのが難しい。平らな場所を走っているのに突然傾斜をつけられ上り坂を走る、その直後に船の揺れで下り坂を走る感じです。全力で走って、突然の揺れがあれば転落…という可能性もあるのであまり縁を走らず、滑らないよう慎重にいきました。

 安全面に気を使うジョギングで、気持ちも足も疲れましたが、爽快です。

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