環境省自然環境・生物多様性高病原性鳥インフルエンザに関する情報

平成23年1月31日(月)

福島県郡山市における鳥インフルエンザの発生について

 以下に現時点における情報を提供します。

1 福島県郡山市(豊田町浄水場)において回収されていたキンクロハジロ1羽について、本日新たに詳細検査の結果が判明し、高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプが確認されたとの報告が北海道大学からありました。
 経緯等は以下の通りです。

  1. ○キンクロハジロ1羽(23日死亡個体を回収。簡易検査陰性。国立環境研究所へ移送。遺伝子検査は陽性。北海道大学で詳細検査)について、H5N1亜型・強毒タイプと判明(当該場所における累計5羽)。

2 21~22日に実施した追加糞便調査により採取した糞便からは、高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプは検出されませんでした(別紙参照)。
 今回の結果について、環境省としては、現地周辺の野鳥の感染状況は高密度ではないとの認識ですが、今回検出されなかったことをもって、ウイルスを保有していないことを証明するものではありません。

3 環境省は、関係府省、福島県等と連携して、レベル3の取組を引き続き推進してまいります。。

【取材について】
○現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。

添付資料

問い合わせ先

自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351
室長:宮澤 俊輔 (内線6470)
室長補佐:山本 麻衣 (内線6471)
専門官:福嶋 貢史 (内線6474)
担当:千葉 康人 (内線6473)