環境省自然環境・生物多様性高病原性鳥インフルエンザに関する情報

平成23年1月23日(日)

北海道の国指定厚岸・別寒辺牛・霧多布鳥獣保護区における高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプの確認について

 以下に現時点における情報を提供します。

 本日、北海道の国指定厚岸・別寒辺牛・霧多布鳥獣保護区(北海道浜中町丸山散布及び火散布)において回収された野鳥4羽について、新たに詳細検査の結果が判明し、高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプが確認されたとの報告が北海道大学からありました。経緯等は以下の通りです。

  1. [1] オオハクチョウ1羽(12日回収。簡易検査陰性。北海道大学へ移送、詳細検査)について、H5N1亜型・強毒タイプと判明。
  2. [2] オオハクチョウ1羽(18日回収。簡易検査陰性。北海道大学へ移送、詳細検査)について、H5N1亜型・強毒タイプと判明。
  3. [3] カモ(スズガモ属)1羽(17日回収。簡易検査陰性。北海道大学へ移送、詳細検査)について、H5N1亜型・強毒タイプと判明。
  4. [4] オナガガモ1羽(19日回収。簡易検査陰性。北海道大学へ移送、詳細検査)について、H5N1亜型・強毒タイプと判明。

 環境省は、関係府省、北海道等と連携して、レベル3の取組を引き続き推進してまいります。

※22日に公表したオオハクチョウ(1羽目)の回収地周辺で回収されました。

【取材について】
○現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。

問い合わせ先

自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351
室長:宮澤 俊輔 (内線6470)
室長補佐:山本 麻衣 (内線6471)
専門官:福嶋 貢史 (内線6474)
担当:千葉 康人 (内線6473)
(釧路自然環境事務所 0154-32-7500)