環境省自然環境・生物多様性高病原性鳥インフルエンザに関する情報

平成23年1月5日(水)

富山県高岡市周辺における野鳥の現地調査結果について

 今般の富山県で発生した鳥インフルエンザの警戒レベルを3に引き上げたことを受け、高岡市周辺において実施した野鳥の現地調査で採取された糞からは、高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプは検出されませんでしたのでお知らせします(別紙参照)。
 環境省としては、関係府省や富山県等と連携・協力しつつ、引き続き、適切に対応して参ります。

 高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプについては、本年10月に北海道稚内市大沼で野鳥の糞から検出され、その後島根県、鳥取県、鹿児島県においても発生が確認されていることから、国内各地に生息している渡り鳥等の野鳥が感染している可能性は、否定できるものではありません。
 また、渡り鳥については、春の大陸への渡去に向けて、今後国内を北上していくものと考えられます。
 つきましては、国民の皆様に置かれては、「野鳥との接し方について[PDF]」に十分留意されるようお願いします。

【取材について】
○現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。
検査結果は判明次第お知らせします。迅速な作業の妨げになるおそれがありますので、サンプルの分析を担当する鳥取大学等への取材や問合せはご遠慮ください。

添付資料

問い合わせ先

自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351
室長:宮澤 俊輔 (内線6470)
室長補佐:山本 麻衣 (内線6471)
専門官:福嶋 貢史 (内線6474)
担当:千葉 康人 (内線6473)