環境省自然環境・生物多様性高病原性鳥インフルエンザに関する情報

平成22年12月17日(金)

中海周辺及び宍道湖周辺における野鳥の現地調査結果について

 今般の島根県で発生した鳥インフルエンザの警戒レベルを3に引き上げたことを受け、中海周辺及び宍道湖周辺において実施した野鳥の現地調査で採取された糞及びスワブ(小型野鳥を捕獲して採取したぬぐい液)からは、高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプは検出されませんでしたのでお知らせします(別紙参照)。
 環境省としては、関係府省や島根県等と連携・協力しつつ、引き続き、現地の野鳥について監視を継続して参ります。

 高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプについては、本年10月に北海道稚内市大沼で野鳥の糞から検出され、11月に島根県の養鶏場の家禽において発生が確認されていることから、国内各地に生息している渡り鳥等の野鳥が感染している可能性は、否定できるものではありません。
 また、渡り鳥については、春の大陸への渡去に向けて、今後国内を北上していくものと考えられます。
 つきましては、国民の皆様に置かれては、別添「野鳥との接し方について」に十分留意されるようお願いします。

添付資料

問い合わせ先

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直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351
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室長補佐:山本 麻衣 (内線6471)
専門官:福嶋 貢史 (内線6474)
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