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平成13年度環境省事後評価

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政策評価 (1)平成15年度環境政策の企画立案に向けて (2)事後評価


 

I    環境への負荷が少ない循環と共生を基調とする経済社会システムの実現

  2.大気環境の保全(地球規模の大気環境の保全を除く)  
  (2)大気生活環境対策 (事後評価シート)

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<目標>

環境基準の達成・確保により、人の健康を保護するとともに生活環境を保全する。

<評価>

騒音や振動に関する苦情件数は長期的には減少しているが、建設作業場等からの騒音に対する苦情の割合が増えている。 また、自動車交通騒音については都市内の幹線道路を中心に環境基準の達成状況が特に悪く、改善の兆しが見られない。

悪臭の苦情件数は近年増加傾向にあり、人の嗅覚に基づいて総合的に悪臭の状態を評価することにより悪臭への的確な対応を 担保する臭気指数の導入を進めている。

ヒートアイランド現象についてはその抑制が課題となっている。また、光害については、その意識啓発及び対策の普及が課題 となっている。

<課題>

  • 自動車交通騒音について地域レベルにおける総合的かつ計画的な対策の実施及び沿道対策の充実強化に 関する検討・騒音に係る環境基準に定められた、道路に面する地域の面的評価の推進
  • 低周波音に関する調査及び対策の検討
  • 国際機関における人の振動に対する感覚特性の見直しを受けた対応の検討
  • 騒音対策に係る規制手法等の動向の調査・検討
  • 臭気指数規制の導入の促進
  • ヒートアイランド対策の推進・強化