数字・キーワードから見る環境問題 eco scope

環境問題にまつわる数字やキーワードについて
毎週1つずつ解説します。

スペースデブリとは地球の周回軌道上にある不要な人工物の総称のこと スペースデブリとは地球の周回軌道上にある不要な人工物の総称のこと

宇宙開発とともに増え続ける「宇宙のごみ」

地球の周回軌道上には、役目を終えた人工衛星、ロケットの残骸などスペースデブリ(宇宙ごみ)が存在します。宇宙開発の進展によってその数は増え続け、現在軌道上にある人工物のうち、94%をスペースデブリが占めています。
 スペースデブリは高速で移動しているため、たとえ小さなデブリでも、稼働中の人工衛星や国際宇宙ステーションに衝突すると甚大なダメージを与えます。そのため、デブリ化を防ぐ設計基準の設置や、デブリ除去技術の開発などが進められています。環境省でも、クリーンで安全な宇宙空間をつくるため、関係府省とともに対策に取り組んでいます。

もっと詳しく
スペースデブリ問題に関する環境省内検討チームについて

温室効果ガス観測技術衛星GOSAT(愛称:いぶき)が
運用終了後、スペースデブリとして滞留することがないよう
適切な廃棄処分の方法などを検討しています。

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