ちょっとecoに詳しくなる ecojin's EYE 環境のことを考えるヒントとなる、エコなキーワードを解説します。

今週のテーマ 第3回ESGファイナンス・アワード・ジャパン

世界の金融市場では、気候変動リスクなどを含むESG(環境・社会・ガバナンス)の要素を企業価値の評価に取り入れたESG金融が拡大しています。ESG金融をさらに普及させるため、環境省はESGファイナンス・アワード・ジャパンを創設。ESG金融や環境・社会事業への先進的な取り組みでインパクトを与えた機関投資家、金融機関、企業などを表彰しています。この賞は、投資家・間接金融・資金調達者・金融サービス・環境サステナブル企業の5部門を設け、部門分けや表彰体系を工夫することで、事業規模や業種を問わず幅広い対象に受賞のチャンスを設けています。
 2021年度は5部門で計126件の応募があり、228日に行われた表彰式では、金賞に選ばれたヌビーン・ジャパン株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、明治ホールディングス株式会社、味の素株式会社、積水ハウス株式会社をはじめ、各賞の受賞者に表彰状が贈られました。

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 この賞を通じて、ESG金融や環境サステナブル経営に取り組む企業を評価し、その情報を社会で共有することを目的としています。応募した企業や組織にとっては、審査結果のフィードバックから自社の相対的な位置づけを知るチャンスにもなります。

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