2024.11.12 Tue.

14:00 - 15:15

マルチレベル気候行動を通じた循環共生型社会の実現に向けた取組

主催者
イクレイ日本・地球環境戦略研究機関(IGES)
共催者
環境省
内容

概要

2023年に開催されたCOP28では、主催国であるアラブ首長国連邦(UAE)によって“CHAMP”イニシアティブが発表され、日本を含む70以上の国が、NDCなど気候変動や持続可能な発展に係る課題に対応するための戦略策定・資金調達・実施・モニタリングにおいて自治体との協力を強化することを宣言した。
持続可能な発展に向けた課題に対する国と自治体の連携の重要性や必要性が強調されている動きは、G7、G20などの場でも見られ、広がりを見せている中で、日本では、第六次環境基本計画において循環共生型社会の実現をビジョンに、ネット・ゼロ、循環経済、ネイチャーポジティブ等の施策の統合・シナジーを掲げ、国と自治体間の連携(マルチレベル・コラボレーション)を進めてきている。
本セッションでは、建物分野の脱炭素化などの主要な課題における日本国内外のビジョンや具体的な取組みを共有することで、NDCの改定に向けてマルチレベル気候行動を進める世界各国の取組に貢献することを目指す。

プログラム

オープニング

  • 竹本 和彦|イクレイ日本理事長

オープニング

  • 小野 洋|IGES 所長

基調講演

  • 松澤 裕|環境省地球環境審議官

ハイレベルセッション

  • 小池 百合子|東京都知事
  • 清水 勇人|さいたま市長
  • マイムナ モハメド シャリフ|マレーシア クアラルンプール市長
  • クレシオ ルイス|ブラジル アマパー州 知事
  • ヤナ ガルシア|カリフォルニア州環境保護庁長官
  • ニーナ ラティライネン|フィンランド トゥルク市 議会議員

アクション セッション

  • 清水 勇人|同上
  • ハスニ モハメド|ジョホール持続可能性センター執行会長(ビデオメッセージ)
  • 藤野 純一|IGES サステイナビリティ統合センター プログラムディレクター

クロージング

  • 宮崎 桂|国際協力機構(JICA)副理事長
セッション
サマリー
マルチレベル気候行動を通じた循環共生型社会の実現に向けた取組をテーマとした本セミナーは、ハイレベルセッションとアクションセッションの2部構成でお届けした。ハイレベルセッションでは、自治体を代表するリーダーにお集まりいただき、各自治体の具体的な気候変動対策やマルチレベルな連携の重要性、循環共生型社会の実現に向けた取組等について発信した。アクションセッションでは、SATREPSから始まったマレーシアにおける地域脱炭素の取組について、さいたま市とジョホールサステナビリティセンターとの持続可能な木造建築における連携、特にジョホール州での持続可能な木造図書館の建築、について紹介した。
全体集合写真
ハイレベルセッションの様子
ハイレベルセッションの様子
セミナー前に執り行われた署名式後の関係者集合写真

その他のタイムテーブル

2024.11.12 Tue.

11:45 - 13:00

循環経済資源効率原則(CEREP)とグローバル循環プロトコル(GCP)を通じたグローバルスタンダード形成

主催者:環境省
共催者:持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)・世界経済フォーラム(WEF)