- 15:45 - 17:00
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パリ協定6条と二国間クレジット制度(JCM)に関する最近の動向とスケールアップ
- 主催者
- 環境省・一般社団法人海外環境協力センター(OECC)
- 内容
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概要
JCMは2013年の開始以来、脱炭素技術の普及を推進しており、現在、JCMパートナー国は29か国、JCM資金支援事業の採択件数は250以上に達しています。
本サイドイベントでは、パリ協定6条に関する日本の法整備状況、国連UNFCCCへの初期報告(Initial Report)の提出状況やJCMに関する取組を紹介するとともに、JCMパートナー国からパリ協定6条の履行に向けた取組やJCM実施状況について最新情報を提供します。さらに、6条実施をめぐる世界的な動向を考慮したJCMの課題と期待について、また、日本およびパートナー国における法的整備状況を含むJCMの最新動向に焦点を当て、パリ協定6条に沿ったJCMの拡大に向けた課題と協力について議論を行います。プログラム
開会挨拶
- 松澤 裕|環境省地球環境審議官
JCMとパリ協定6条の取組に関する日本国内の法整備を含めた紹介
- 木滑 黄平|環境省 地球環境局国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官付JCM推進室 室長補佐
アジア太平洋諸国における脱炭素社会に向けたJCM及びパリ協定6条の取組と実施
- ヴィレンダー クマール ドゥガル|アジア開発銀行(ADB) 主任気候変動専門家
ラウンドテーブル・ディスカッション:JCMをパリ協定6条に適合させるために必要な取り組みと今後の期待
- プティパル ロトキティクン|タイ温室効果ガス管理機構(Thailand Greenhouse Gas Management Organization:TGO) カーボンクレジット認証室長
- オトゴンツェツェグ ルブサンダシュ|モンゴル気候変動研究協力センター / JCM事務局メンバー
- カヒャディ ユドダオホノ|インドネシア経済担当調整省 インドネシアJCM事務局長
- ヴィレンダー クマール ドゥガル|ADB 主任気候変動専門家
- 木滑 黄平|同上
質疑応答
- 全登壇者
- セッション
サマリー -
本イベント冒頭、環境省松澤地球審による開会挨拶の後、環境省木滑氏、ADBのドゥガル氏によるプレゼンテーションが行われた。JCMパートナー国タイ、モンゴル、インドネシアからの登壇者よりパリ協定6条に沿った法的枠組みの調整に関する最新情報、各国のプロジェクト形成の見通しについて共有が行われた。最後に、ドゥガル氏はJCMの炭素市場の信頼性向上への寄与について、木滑氏はJCMのパリ協定6条に沿った進捗について強調した。
環境省松澤地球審による開会挨拶 環境省木滑氏によるプレゼンテーション 登壇者によるラウンドテーブル・ディスカッション 登壇者による集合写真