11月12日(土) 13:00-14:30

Adaptation

13:00-14:30

タイトル 生態系を基盤とした適応―計画と影響の評価
概要 生態系を基盤とした適応(EbA)は、コミュニティや自然のレジリエンスを向上させる方策として注目を集めている。このため、EbAを実施するうえで標準的な計画や評価のためのツールが求められている。本セッションでは、現場で実践する専門家が実際に用いている各種のツールや方法論を紹介し、その課題や展望について議論を行う。
主催/共催
プログラム (※ 事務局による仮訳)
セッション
サマリー
(※ 事務局による仮訳)
このイベントはフレンズオブEbA(FEBA)のプラットフォームを通じて IUCN(国際資源保護連合)が開催したものである。サイドイベントの開始にあたり、日本国環境省が参加者を歓迎し、また、冒頭挨拶を行った。
続いて、モデレーターであるAndrew Taber(Mountain Institute 最高経営責任者)が、イベントの紹介とその目的について述べた。Dr. Taberは、生態系の重要な役割に加え、効果的な適応、また、脆弱性を低減することへの生態系の貢献を強調した。本サイドイベントのパネリストとして、Angela Andrade(生態系管理委員会(Commission on Ecosystem Management:CEM)、Klaus Radunsky(オーストリア、UNFCCC適応委員会委員)、Barney Dickson(国連環境計画)、Karen Tscherning(ドイツ連邦環境省-国際気候保護イニシアティブ(IKI))、Edward Perry(バードライフ)、Pradeep Kurukulasuriya(国連開発計画)が登壇した。
インタラクティブセッションでは、パネリストが、生態系の機能を活かした気候変動への適応(EbA)アプローチを採用してパリ協定の実施を進めていくにあたっての機会と課題について議論を行った。合意点として、生態系を基盤としたアプローチが脆弱性を高めるのみならず、災害リスクを減少させ、また、資源資源管理を土台とした地域経済に前向きな影響をもたらすことが共有された。更に、生態系を基盤とした適応のケースにおいては、証拠となる文書と、費用便益の明細の経済分析を実施する必要がある旨が指摘された。ビジネス等、新しいパートナーとの連携構築が重要であることが強調された。発表ののち質疑応答が行われた。
最後に、モデレーターがFBEAとIUCNを代表して日本国環境省の厚意に感謝し、サイドイベントを閉会した。
キーメッセージ (※ 事務局による仮訳)

生態系の機能を活かした気候変動への適応(EbA)は、生態系サービスの利用と生物多様性の保全を基盤として、気候変動適応と緩和の双方に貢献する。

生態系を基盤としたアプローチの経済的なケースを作り上げることは、その更なる進展と、それを適応計画プロセスの中で主流化するために重要である。

生態系を基盤としたアプローチを通じて適応に向けたビジネスケースを作るには、民間部門を取り込むことが重要である。

生態系を基盤とした適応はユニークなアプローチである。なぜなら、それは気候リスクを減らし、生物多様性の保全を促進し、土地劣化に対処する生態系保全と管理を前提とした三つの主要な国連条約、すなわち、気候変動枠組条約(UNFCCC)、生物の多様性に関する条約(CBD)、国連砂漠化対処条約(UNCCD)とリンクしているからである。
イベント風景
  • 11月12日(土)13:00-14:30のイベント
  • 11月12日(土)13:00-14:30のイベント
  • 11月12日(土)13:00-14:30のイベント
報告者 国際資源保護連合(IUCN)生態系の機能を活かした気候変動への適応(EbA)プログラムマネジャー
Ali Raza Rizvi