日中環境協力

 

環境省では、政府、地方公共団体、NGO、民間企業等の様々な主体による中国への環境協力を推進するため、以下のような情報を整備し、提供しています。どうぞ、ご活用ください。


●持続可能な社会の構築に向けた日中環境協力のあり方検討会
環境分野への協力は日中間の重要な課題であり、環境省ではこれまでも中国に対し環境分野で重点的な協力を行ってきました。日本からの協力により中国国内の大気汚染や水質汚濁の改善などの成果も上がってきています。一方で近年、中国は目覚ましい経済成長と社会環境の大きな変化を遂げつつあり、都市の廃棄物問題や地球温暖化問題など、環境問題に関する新たな状況も生じてきています。そこで、現在の中国の経済社会状況に関する情報を収集・分析し、また、これまでの日中の環境協力の成果についても概括した上で、こうした新たな問題への対応も視野において、日中関係の新たな展開をにらんだ、今後の日中の環境協力のあり方を検討するために、平成1 7年10月に「持続可能な社会の構築に向けた日中環境協力のあり方検討会」を請負先の(社)海外環境協力センター(OECC)に設置しました。
 環境分野の専門家に加えて、エネルギーや国際関係の専門家も交えた検討会が平成18年7月までに計6回開催され、下記の報告書がとりまとめられました。

○持続可能な社会の構築に向けた日中環境協力のあり方検討会報告書(PDF)(平成18年8月)

<検討委員>

座長  廣野 良吉(成蹊大学名誉教授)
委員  明日香 壽川(東北大学東北アジア研究センター教授)
   市川 博也(上智大学比較文化学部教授)
   一柳 良雄(埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授)
   作本 直行(アジア経済研究所開発研究センター次長)
   松井 孝典(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
   森本 敏(拓殖大学国際開発学部教授)
   渡辺 正孝(慶応大学環境情報学部教授)
専門委員  今井 千郎(国際協力機構 国際協力専門員)
   森 秀行(地球環境戦略研究機関 長期展望・政策統合プロジェクト・プロジェクトリーダー)
●日中環境協力交流事業 (日中環境協力関係者定例懇談会)
関係省庁、公益法人、NGO、企業等の日中環境協力関係者が自由に参加できる情報交流会を開催し、関係者間の情報交流、意見交換を行っております。この情報交流会は平成12年6月より開催しており、毎回、2名のスピーカーから話題提供いただき、ディスカッションを行っています。以下の報告書は、これまでの交流会の話題提供と質疑応答等の概要をまとめたものです。 (講演資料等についても別途資料集としてまとめ、環境省図書館においてあります)

●その他の情報

◇平成15年度
中国における循環経済の発展研究調査報告書 (PDF 23,107kB)

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