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出版物等

CAIニュースレター & パンフレット

循環型社会の促進

事業名 世界に貢献する環境経済の政策研究
アジアを中心とした資源循環システムの環境的、経済的、社会的影響評価に関する研究
(228KB)
実施場所 アジア域内
事業背景 アジアでは、急速な経済成長を上回るスピードで資源消費量が急増しつつあり、資源消費と経済成長のデカップリング(切り離し)を実現しない限り、資源制約および環境制約はますます深刻化することが予想されています。資源制約は化石燃料や鉱物資源といった非再生資源の希少性の問題だけではなく、短期的な供給能力不足による資源価格の大幅な上昇という形での制約をもたらします。環境制約については、廃棄物処分場不足や気候変動問題に見られるようなライフサイクルを通じた環境負荷に対する環境容量の不足に起因する環境希少性の問題が顕在化しています。
事業目的

本研究では、アジア地域を対象として、資源消費に伴う資源制約および環境制約に対処する政策策定に貢献することを目的として、資源制約のもたらす経済的影響を評価するとともに、資源制約のもとで資源循環・資源利用抑制政策パッケージを実施した場合の影響を評価するための分析ツールを開発します。これらの分析ツールを用いて、特に政策ニーズの高い優先課題に対応するために、以下の4つの優先課題を取り上げています。

 

  • 効果的な資源循環・資源利用抑制政策を検討するベースとしての資源制約の経済影響評価
  • 3R政策全般に関する指標である資源循環率を、アジア各国で引き上げた場合の影響評価
  • 3Rのリデュースに関連する天然資源税・廃棄物排出従量課徴金などの効果比較
  • 3Rのリサイクル・リユースに関連する国内リサイクリングと国際資源循環の比較
参加国 アジア各国の政策事例を研究対象としています。
事業成果 平成20-23年の3カ年の計画で、資源生産性向上を目指した国内リサイクルや国際資源循環に関する政策に加え、日本などの先進国については資源消費の量的抑制を目指した政策を視野に入れ、より効果的な政策パッケージの検討を目指しています。
活動予定 平成23年度中には成果物をとりまとめ、各種会議等での発表などを行う予定です。
協力機関 財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
東京大学
秋田大学
関連URL
環境省環境経済情報ポータルサイト