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出版物等

CAIニュースレター & パンフレット

気候変動に適応し、自然と共生する社会の促進

事業名 アジア太平洋適応ネットワーク (APAN) APAN:Asia Pacific Adaptation Network(244KB)
実施場所 アジア太平洋地域
事業背景 気候変動の脆弱性を軽減するためには、効果的な適応行動と能力開発の実施が鍵となります。適応行動と能力開発のニーズに対応するため、国連環境計画(以下UNEP)はその他の国連組織や国際機関と連携して世界適応ネットワーク(以下GAN)の形成を提唱しました。APANは、GANの下で初めて形成された地域ネットワークで、日本政府、スウェーデン政府、アジア開発銀行(以下ADB)の支援を受け、2009年10月バンコクでタイ王国首相の宣言のもと設立されました。
事業目的 適応の能力開発、政策立案・計画をサポートしつつ、知識や優良事例、技術の移転を促進し、気候変動に脆弱な社会システム、生態系、経済の対応力を高めます。特に1)適応の効果的な実施と能力の向上のためにアジア太平洋地域、国、現場レベルで情報を作成・共有し、2)適切な知識の適用を促し、3)開発計画や投資に働き掛け、4)開発途上国に適応資金メカニズムへのアクセスを支援することを目的にしています。
参加国 アジア太平洋地域の全ての国々
事業成果 APANは2010年~2011年の2年間の開始フェーズにおいて、事務局、地域ハブ、サブ地域パートナー、分野別パートナーを確立して運営基盤を整備しました。また、APANの地域ハブは、アジア太平洋全地域を対象とした適応フォーラムやサブ地域でのコンサルテーション会合および特定の課題に関するワークショップの開催、ギャップ分析や総合研究、ニュースレターの発行を行うとともに、活動で得た知識や情報を広めるためにウェブサイトを設置しました。更に2011年秋からAPANは、USAID(アメリカ合衆国国際開発庁)のアジア地域適応プロジェクト(ADAPT-Asia)との協働を開始しました。
南アジア気候変動適応
メディアワークショップ(会合)
(2011年5月18-20日 ドゥリケル・カトマンズ、ネパール)
  南アジア気候変動適応
メディアワークショップ【現地調査】
(2011年5月19日 ドゥリケル、ネパール)
  南アジア気候変動
コンサルテーション会合
(2011年11月16-17日 ティンプー、ブータン)
活動予定 開発フェーズにおいては、開始フェーズで開始した事業を継続あるいは新たな事業を展開して運営し、また、地域の新たなニーズに応じて新事業の実施も検討します。開始フェーズでは特に以下の活動を行う予定です:
  • 年次適応フォーラムの開催
  • サブ地域におけるサブ地域および国別の活動の開発と実施
  • ネットワークやパートナーシップの拡大
  • サブ地域パートナーや分野別パートナー(ノード)とのコンサルテーション会合、ワークショップ、能力向上のためのセミナーの共同開催
  • APANのウェブサイトの更新と改良および情報と知識の普及
協力機関 APANはUNEP-ROAP(UNEP-アジア太平洋地域事務所), RRC.AP(アジア太平洋地域資源センター)およびIGES(地球環境戦略研究機関)主導で運営すると同時にADB、USAID、SEI(ストックホルム環境研究所)などの主要な組織とパートナーシップを結んでいます。
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