リスクコミュニケーションとは、環境リスク等の化学物質に関する情報を、市民、産業、行政等のすべての者が共有して、意見交換等を通じて意思疎通と相互理解を図ることをいいます。化学物質による環境リスクを減らす取組を進めるための基礎となるものです。
いま、企業が自らの取組について地域社会に理解してもらうため、また地域の環境リスクを考えるためにリスクコミュニケーションを行う場面が増えてきています。しかし、そこに参加する者は立場も違えば持っている情報も違い、化学物質に対する知識も違っています。このような参加者のギャップを埋めて、皆様が同じ理解の元に意見交換を行うため、化学物質アドバイザーが中立な立場で化学物質について分かりやすく情報提供を行います。