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化学物質アドバイザーの紹介

化学物質アドバイザーとは

化学物質に関する専門知識や、化学物質について的確に説明する能力等を有する人材として、一定の審査を経て登録されている方々です。市民や行政、企業のいずれにも偏らず、中立的な立場で化学物質に関する客観的な情報提供やアドバイスを行います。

環境省では、化学物質に関する皆様の疑問に答えたり、情報を提供したりする「化学物質アドバイザー」を派遣する事業を試行しています。化学物質アドバイザーの活動は、営利を目的としたものではありません。自発的な協力のもとに情報提供活動を行っています。

化学物質アドバイザー制度はいわゆる資格制度ではありません。「化学物質」「環境リスク」「環境関連法規」及び「リスクコミュニケーション」に関する知識とスキルが一定レベル以上であることを認定し、派遣する制度です。

登録の基準は、大学や大学院で主に化学関連を専攻し、一定期間社会人としての経験を積んでおり、かつ環境リスクの考え方やコミュニケーション能力等を持っている者で、厳正に審査された上、現在44名の人材が登録されています。化学物質アドバイザーの多くは有職者で、日頃は化学系会社、環境調査会社、病院の医薬局、消費者団体、行政機関等で働いています。(OBの者もいます。)

登録後も、年に数回研修会を行う他、個人で常に新しい情報を収集していますので、化学物質に関する新しい知見や法律の改正、海外の最新動向等についても幅広くフォローしています。