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課題成果報告

5RF-1302 環境ナノ粒子を介した有機汚染物質の人体曝露に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
鳥羽 陽
( 金沢大学 )
実施期間(年度)H 25 ~H 27
近年、呼吸器疾患やアレルギー疾患が増加し、その要因の一つとして燃焼排出源に由来する大気中の粒径100 nm 以下のナノ粒子が疑われている。ナノ粒子は、PM2.5 よりもさらに小さく、容易に肺の最深部まで達して循環器系に移行するため、有害物質の毒性が強く発現する可能性がある。本研究では、世界初のナノ粒子個人サンプラーを使用してヒトに対する大気中の環境ナノ粒子の曝露量を測定し、サンプラーの実用性、日中間での曝露量の差、汚染物質組成や燃焼発生源の寄与の評価を実施する。新たなナノ粒子個人曝露評価法を提供し、環境ナノ粒子による健康影響の基礎知見を得ることは、今後の環境基準の設定指針として重要である。

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5RF-1302  成果報告スライド PDF ( 1,969 KB)

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