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課題成果報告

5-1304 湖沼のブラックボックス負荷「底泥溶出」の定量評価に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
今井 章雄
( (国研)国立環境研究所 )
実施期間(年度)H 25 〜H 27
浅い湖では供給源として底泥溶出は重要である。しかし、底泥自体はブラックボックスとして扱われているため、底泥溶出メカニズムの知見は極めて乏しい。そのため、湖における底泥溶出負荷量を数値で捉え、溶出メカニズムの科学的理解を進展させ、その変動要因を明らかにすることが強く求められている。変化の激しい霞ケ浦を主な対象として,湖水や底泥コア(柱状)サンプル等を採取して,底泥間隙水の有機物,窒素,リンの濃度プロフィールから底泥溶出量を定量的に算出して,その季節的・地点別変動を明らかにする。底泥溶出を制御する因子として,(1) 有機物の分解性,(2) 湖水・底泥微生物群集構造,(3) 底泥・間隙水中の元素・濃度組成(有機物,窒素,リン,鉄,硫化物,硫酸イオン等),(4) 堆積物の量と質,(5) 底泥水温,等に着目する。夏季の底泥・堆積物の組成,冬季の水温,硫酸還元菌の存在,間隙水有機物の分解性・組成・分子サイズ等のデータや室内操作実験の結果を比較検討して,底泥溶出メカニズムを明らかにする。さらに、湖沼モデル解析によって,底泥溶出由来の有機物、窒素、リンの寄与を定量的に算定する。最終年度には、底泥溶出の観点から,効果的で効率的な湖沼環境保全と管理の在り方について具体的な提言を行う。

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5-1304  成果報告スライド PDF ( 6,317 KB)

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