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課題成果報告

D-0902 地域住民による生態資源の持続的利用を通じた湿地林保全手法に関する研究
研究代表者
所属名・氏名
藤間 剛
(独立行政法人森林総合研究所)
実施期間(年度)H21~H23
熱帯林破壊が進んだ東南アジアにおいて、その減少傾向の中でもなお地域住民による持続的利用を通じて管理・保全されている身近な湿地林があります。中でもこの半世紀の間に国土に占める森林の割合が50%台から20%弱にまで激減したタイを中心に、湿地林がどのような生態資源(恵み)をどれだけ住民に供給できるのか、それを住民がどのように受容し湿地林を保全してきたのかを明らかにします。またこの約半世紀間の激しい社会経済環境変化の下での農地、養魚池や村落等への転換にみられるような、地域住民と湿地林の動的な関係を明らかにし、さらに住民参加型森林管理の多くの先行事例を分析することでそれらの問題点とその解決策を提案します。これらを基に行政機関にとっての地域住民による森林管理・保全の政策化に必要な条件を提示します。

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