1.作業部会の開催状況及び構成メンバー
各作業部会の会合の開催状況(10月18日現在)は、以下のとおりである。
(1) 第1作業部会(紙類、文具、機器)
- 第1回(全体会合) 平成12年9月19日(火)
- 第2回(紙類) 平成12年10月12日(木)
(2) 第2作業部会(家電製品、OA機器、照明)
- 第1回(全体会合) 平成12年9月21日(木)
- 第2回(蛍光ランプ) 平成12年10月16日(月)
(3) 第3作業部会(自動車、タイヤ)
- 第1回(全体会合) 平成12年9月28日(木)
- 第2回(自動車) 平成12年10月13日(金)
(4) 第4作業部会(業務用衣服等)
- 第1回(全体会合) 平成12年9月21日(木)
(5) 第5作業部会(設備)
- 第1回(全体会合) 平成12年9月29日(金)
(6) 第6作業部会(資材)
- 第1回(全体会合) 平成12年10月3日(火)
2.作業部会における検討状況
各作業部会における検討状況は、以下のとおり。
(1) 第1作業部会(紙類、文具、機器)
- [1]検討の進め方について
-
- 検討を効率的に進めるため、第1作業部会を紙類、文具及び機器の3つのグループに分け(グループについては別紙参照)、以後、個別に検討することとされた。
- [2]特定調達品目について
-
- 特定調達品目の対象としては、第1回特定調達品目検討委員会において提示した品目例をベースに、以下の品目について検討を実施することとされた。
- 紙類(情報用紙(コピー用紙、フォーム用紙)、印刷用紙(塗工印刷用紙、微塗工印刷用紙、非塗工印刷用紙)、衛生用紙(トイレットペーパー))
- 文具(筆記具、印章・スタンプ台、定規、一般事務用品、事務用のり、ファイル・バインダー類、紙製品(事務用封筒、ノート、付箋等)等)
- 機器(オフィス家具(机、椅子、棚、収納家具等)、名札、掲示板・黒板、ごみ箱、リサイクルボックス)
- [3]判断の基準について
-
- 紙類については、第2回作業部会(10月12日)において案を確定。
- 文具及び機器については、現在案を作成中。次回検討委員会に案を提出の予定。
(2) 第2作業部会(家電製品、OA機器、照明)
- [1]検討の進め方について
-
- 第2作業部会を家電製品、OA機器及び照明の3つのグループに分け(グループについては別紙参照)、以後、個別に検討することとされた。
- [2]特定調達品目について
-
- 特定調達品目の対象としては、第1回特定調達品目検討委員会において提示した品目例をベースに、以下の品目について検討を実施することとされた。
- 家電製品(冷蔵庫、エアコン、洗濯機、テレビ、VTR)
- OA機器(コピー機、パソコン、磁気ディスク装置)
- 照明(蛍光ランプ、蛍光灯器具)
- コピー機、パソコン及び蛍光ランプについては、具体的な基準案の検討を進めることとされた。
- [3]判断の基準について
-
- 蛍光ランプについては、第2回作業部会(10月16日)において案を確定。
- コピー機及びパソコンについては、現在案を作成中。次回検討委員会に案を提出の予定。
(3) 第3作業部会(自動車、タイヤ)
- [1]検討の進め方について
-
- 第3作業部会を自動車(低公害車(電気自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ハイブリッド自動車)、ガソリン車等一般自動車)及びタイヤの2つのグループに分け(グループについては別紙参照)、以後、個別に検討することとされた。
- [2]特定調達品目について
-
- 特定調達品目の対象は、自動車及びタイヤとされた。
- 一般自動車については、第1回作業部会(9月28日)において日本自動車工業会より基準に係る意見が示された。
- タイヤについては、安全性の問題等検討すべき課題も多いことから、「更正タイヤ」の業界団体を作業部会に加え、来年以降引き続き検討を進めることとされた。
- [3]判断の基準について
-
- 自動車のうち低公害車については、第2回作業部会(10月13日)における議論を踏まえ、必要な修正を行った上で案として第2回特定調達品目検討委員会に提出することとされた。
- 一般自動車については、引き続き案を検討中。次回検討委員会に案を提出の予定。
(4) 第4作業部会(業務用衣服等)
- [1]検討の進め方について
-
- 第4作業部会を制服・作業服、インテリア・寝装、作業用手袋及び靴下の4つのグループに分け(グループについては別紙参照)、以後、個別に検討することとされた。
- [2]特定調達品目について
-
- 特定調達品目の検討対象は、制服・作業服、インテリア・寝装(カーペット、カーテン、毛布等)、作業用手袋及び靴下とされた。
- 靴下については、国における調達実績が少ないこと、再生材料の使用や製品使用後の回収・再使用・再利用がほとんど行われていないことなどから基準の設定が現時点では困難であるが、今後とも引き続き検討を進めることとされた。
- [3]判断の基準について
-
- 靴下を除く3つの検討グループごとに、判断の基準に係る案を作成することとされ、現在検討を実施。次回検討委員会に案を提出の予定。
(5) 第5作業部会(設備)
- [1]検討の進め方について
-
- 第5作業部会の参画各団体から国や地方公共団体における調達の状況及び特定調達品目等に関する意見を聴取した。
- 当面、太陽光発電、ソーラーシステム、生ごみ処理機及び燃料電池を検討対象品目の候補とし、具体的なグルーピング方法、各グループへの参画メンバー等について、今後、具体的な検討を進めることとされた。
- [2]特定調達品目について
-
- 第5作業部会の対象品目については、引き続き検討を進めることとされた。
(6) 第6作業部会(資材)
- [1]検討の進め方について
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- 第6作業部会のグルーピング方法、各グループへの参画メンバー等については、各団体等の意見、品目の特性等を踏まえ、今後、具体的な検討を進めることとされた。
- [2]特定調達品目について
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- 特定調達品目の候補になり得ると考えられる品目について、各団体ごとに提案することとされ、現在とりまとめを実施中。
- 上記とりまとめ結果を踏まえ、第6作業部会の対象品目候補の選定を行い、具体的な検討を進めることとされた。