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海外の保全活用事例検索

エクアドル・草地生態系保全とエコツーリズム

アンデス高地の草原はパラモと呼ばれ、放牧などに利用されてきた。1999年、サンガイ国立公園周辺の地元住民の共同体(ASARATY)は、無秩序な火入れや不適当な農耕による環境破壊と生活環境の悪化に対応するため、高原の自然資源の保全及び持続可能な利用を開始した。環境容量が調査され、草原を傷めないアルパカの放牧がなされ、その毛を原料としたスカーフや帽子等が製造・販売されている。アルパカの糞尿を原料として有機肥料が生産され、土壌が保全された。地元ガイドが要請され、エコツーリズムも推進されている。

地域 ラテンアメリカ
取組主体 地元集落等
主な取組目的 農林業等 / 環境教育等 / 景観・文化
取組対象 草地

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